瀬戸山産婦人科

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閉経後外陰尿路症候群(へいけいご がいいん にょうろ しょうこうぐん)

瀬戸山産婦人科HOME閉経後外陰尿路症候群(へいけいご がいいん にょうろ しょうこうぐん)

閉経後外陰尿路症候群

これは、女性が閉経したあとに、体の中のホルモン(エストロゲン)が急に減ることで起こる体の変化のことです。
特に、おしっこの通り道(尿道や膀胱)や、外陰部(女性の性器の外側)に症状が出やすいのが特徴です。

特徴

主な症状

  1. トイレが近くなる(頻尿)
  2. おしっこをするときに痛い・しみる
  3. 外陰部がかゆい、ヒリヒリする
  4. 性行為のときに痛みを感じる
  5. おりものの変化や、においが気になることもある

よくある年齢(好発年齢)

治療法

  1. ホルモン治療
    失われたホルモン(エストロゲン)を薬で補います(飲み薬やクリームなど)
  2. 保湿ケア
    乾燥を防ぐための専用の保湿クリームなどを使います
  3. おしっこの薬
    トイレの回数や痛みを減らす薬があります
  4. 生活習慣の改善
    通気性のよい下着を使う、清潔を保つ、刺激の強い洗剤を避けるなど

大事なこと

この病気は、女性なら誰にでも起こる可能性がある自然な体の変化です。
恥ずかしがらず、症状がつらいときは早めに婦人科を受診してください