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瀬戸山産婦人科HOMEリプロダクティブ・ヘルツ・ライツ
「健康」と「権利」という2つの側面があります。性や生殖に関することは、人生において非常に大切なものですから、誰にとっても自分自身の体と人生について、自分で決める権利があることをことを意識してください。
例えば:
例えば
これらの権利は、決して特別なものではなく、誰もが持っている基本的人権であり、これらの権利が尊重される社会こそ、誰もが安心して生きられる社会なのです。
例えば
われわれ産婦人科医師は、患者さん一人ひとりの健康と権利を守るために、重要な役割を担っていると考えております。 患者さんが安心して相談できる、信頼できる存在でありたいと思っております。
例えば
これは難しい言葉に見えますが、実はとても身近で、あなたのこれからの人生や未来の赤ちゃんに深く関わる大切な考え方です。
「プレ(前)」「コンセプション(受胎・妊娠)」という言葉の通り、妊娠する前から自分の心と体を整えておくことを指します。
結婚していてもいなくても、妊娠を今すぐ望んでいなくても構いません。
あなたの健康管理そのものが、将来の妊娠や赤ちゃんの健康にもつながる、という考え方です。
つまり、
“妊娠が分かる前のあなたの生活” が、未来の命に直接関わるのです。
WHOや欧米の医療機関では、プレコンセプションケアはすでに一般的で、
が体系的に行われています。
「女性の生涯の健康を守ることが、次世代の健康を守る」
という考え方が国を超えて広がっています。
日本でも産婦人科学会・小児科学会などが連携し、
などが進みつつあります。
しかし、「妊娠前からのケアが必要」という認知は、まだ十分ではありません。
つまり、
「妊娠が分かった時には、すでに改善できないリスクが存在する」
という状況が起きやすくなっています。
患者さんにお伝えしやすい例を挙げます。
❌ 例1:赤ちゃんの脳や脊髄が作られる時期に葉酸が不足していた
妊娠が分かった頃には、すでに神経管閉鎖障害の予防期間が過ぎています。
❌ 例2:風疹の抗体がないまま妊娠
妊娠中はワクチンが打てず、赤ちゃんに先天性風疹症候群のリスク。
❌ 例3:糖尿病や高血圧を未治療のまま妊娠
流産・胎児発育不全・早産・妊娠高血圧症などのリスクが上昇。
❌ 例4:極端なやせ・低栄養
不妊、流産、低出生体重児につながる。
❌ 例5:喫煙や過度の飲酒
不妊・胎児発育不全の原因に。
これらは妊娠前に整えておくことで大きく予防できます。
大きな病院でなくても、地域のクリニックでできることは多いです。
✔ 健康チェック
血液検査(貧血、甲状腺、糖代謝など)
血圧測定
体重・BMI確認
✔ 風疹・麻疹などのワクチン相談
抗体検査
必要に応じたワクチン接種
✔ 栄養・体重のアドバイス
葉酸サプリの案内
食事バランスの確認
✔ 生活習慣相談
禁煙・減酒のサポート
睡眠・運動アドバイス
✔ 持病がある方への妊娠前相談
糖尿病・高血圧・てんかん・甲状腺のコントロール
内服薬の見直し
✔ メンタルヘルスのケア
ストレスや不安の相談
必要なら専門科との連携
診療所こそ、患者さんの生活に寄り添った細やかなケアが得意と言えましょう。
患者さんは、“自分の体を大切にするヒント”を求めています。
プレコンセプションケアは「妊娠のため」だけではありません。
それはあなたの人生をより健康に、より幸せに生きるためのケアです。
妊娠を希望していなくても、いつ変化があるか分からないのが人生。
今の自分を整えておくことは、あなた自身の未来のためにとても大切です。
あなたの健康状態に合わせて、プレコンセプションケアプランを考えますので、いつでもご相談ください。